KID’S ART PROJECT 『季節の壁』2016
『季節の壁』は、散歩で感じた季節の変化を室内でも共有するために2016年に始まった壁画プログラムです。年長児が選んだ季節の色を全園児で壁に塗り、その壁に触発されたアーティストが作品を描くことで、子どもと表現が重なり合う空間が生まれます。
Others情緒を刺激する独創的なアートプログラム
ロハスキッズ・センター クローバー(以下、クローバー)の代表的なアートプログラム『季節の壁』は、現在の園舎に移転する以前、マンションの一階スペースで運営していた2016年に誕生しました。
子どもたちは日々の散歩を通して季節の空気に触れ、「暖かくなってきたね」「風が冷たいね」「てんとう虫がいたね」「落ち葉がきれいだね」といった保育者との会話の中で、季節の移ろいを身体的・感覚的に理解していきます。
そうした体験を室内にいながらも共有できないかという発想から生まれたのが、この壁画プログラム『季節の壁』です。
「春夏秋冬、それぞれの色はどんな色だろう?」――年長児たちは保育者とともに話し合い、3,000色以上ある色見本の中から季節を象徴する一色を選びます。
その色を0歳児から年長児までのすべての子どもたちが壁に塗り重ね、完成した壁に触発されたアーティストが壁画を描くことで、『季節の壁』は完成します。
子どもたちの感覚と身体の痕跡、そしてアーティストの表現が重なり合うこのプロセスは、アート教育を大切にしてきたクローバーならではの、情緒を豊かに刺激する独創的な取り組みとなっています。
第1回では、夏の壁を小田佑二氏、秋の壁をJun Inoue氏、冬の壁を田中健太郎氏が担当し、アーティストと子どもたちが同じ空間の中で季節を感じ、共有する場が創出されました。